組織ポータル (Organization Portal)
組織ポータルは、分析画面のあるコンソールとは別に、組織(テナント)単位の設定をまとめた場所です。会社情報、メンバーと招待、自分のアカウント、通知、サブスクリプションをここで管理します。
コンソールとログインセッションを共有するため、別途ログインする必要はありません。コンソールのSettings > OrganizationタブにあるOpen the portalリンクから入ることができ、ポータル上部のBack to consoleをクリックするとコンソールに戻ります。
ポータル上部には組織名(ロゴがあればロゴ)と自分のユーザー名・メールアドレスが表示され、管理者にはAdminバッジが付きます。右端のSign outボタンでログアウトします。
1. メニュー構成
| メニュー | 説明 | 表示されるユーザー |
|---|---|---|
| Home | 組織の概要、はじめのステップ、組織名・ロゴ | すべてのメンバー |
| Members | メンバー一覧・ロール、招待、監査人のアクセス権 | すべてのメンバー(招待・ロール変更は管理者のみ) |
| Evidence | 署名付き証跡パッケージ(証跡パッケージを参照) | 管理者、監査人 |
| Data Location | テナントデータの保管場所レポート(データの保管場所を参照) | 管理者、監査人 |
| Account | 自分のプロフィール、パスワード、ログイン中のデバイス | すべてのメンバー |
| Notifications | 自分の通知の受け取り方、組織の通知チャネル | すべてのメンバー(通知チャネルは管理者のみ) |
| Subscription | プランと請求(サブスクリプションを参照) | すべてのメンバー |
サブスクリプションプランに含まれないメニュー(例: Evidence、Data Location)は非表示にならず、Locked表示とともにそのまま残ります。クリックすると、プランに含まれていない旨の案内とサブスクリプション画面へのリンクが表示されます。
2. Home
ポータルに入ると最初に表示される画面です。上部にWelcome, <ユーザー名>とOpen consoleボタンがあります。
2.1. サマリーカード
- Plan – 現在のプラン名とサブスクリプションの状態(例:
Active)。プラン情報を読み込めなかった場合は、その旨がカードに併せて表示されます。 - Members – 組織のメンバー数とManage membersリンク
- Your role – 自分のロール(
Admin・Editor・Viewer・Auditor)とAccount settingsリンク
2.2. Getting started
組織を初めて設定するときに行うことを4つのステップで示します。
| ステップ | ボタン | 移動先 |
|---|---|---|
| Connect your AWS account | Open console | コンソール(AWS接続はプロジェクト設定で行います) |
| Invite your team | Invite | Members |
| Set up notifications | Configure | Notifications |
| Complete your profile | Edit | Account |
Invite your teamは、組織のメンバーが2人以上になるとDoneに変わります。その他のステップは完了状態を自動では表示しないため、ボタンが表示されたままになります。
2.3. Organization (組織名とロゴ)
画面下部のOrganizationカードに組織のロゴと名前が表示されます。変更できるのは管理者のみです。
- Upload logo / Replace logo – 画像ファイルを選んでロゴとしてアップロードします。画像ファイルのみ、最大1 MBまでアップロードできます。Removeでロゴを削除します。
- Edit name – 組織名を変更します。入力欄でEnterキーまたは確認ボタンで保存し、Escキーまたはキャンセルボタンで元に戻します。
ここで変更した名前とロゴは、ポータル上部にもすぐに反映されます。
3. Members
組織のメンバーと保留中の招待を管理します。
3.1. ロール
| ロール | できること |
|---|---|
Admin | すべての権限 — メンバー・招待・組織設定の管理 |
Editor | 閲覧と編集。メンバー管理はできません |
Viewer | 読み取り専用 |
Auditor | 指定された接続のみ、決められた日付まで読み取り専用。このメニューのロール選択ではなくアクセス権(グラント)で管理します(監査人の招待を参照) |
3.2. Team members
組織のメンバーが表で表示されます(Member、Status、Role)。Memberにはユーザー名とメールアドレスが、本人の行には(you)が表示され、StatusはActiveまたはInactiveです。
- 管理者は
Role列の選択ボックスで、メンバーのロールをAdmin・Editor・Viewerのいずれかに変更できます。変更するとすぐに保存され、<ユーザー> is now <ロール>という通知が表示されます。 - 自分自身のロールは変更できません。
- 監査人のロールはここでは変更できず、管理者には
Access until <日付>またはNo active accessが併せて表示されます。 - 管理者でない場合、ロールはバッジでのみ表示され、
Only an admin can change roles.という案内が表示されます。
3.3. Invitations (管理者専用)
新しいメンバーを招待します。
- Emailに招待する人のメールアドレスを入力します。
- Roleでロールを選びます(デフォルトは
Viewer)。選んだロールの説明がフォームの下に表示されます。 - Send inviteをクリックすると招待メールが送信され、
Invitation sent to <メールアドレス>という通知が表示されます。 - 続いてInvitation createdダイアログに承諾リンクが表示されます。コピーボタンでリンクをコピーし、直接伝えることもできます。このリンクは入力したメールアドレスに紐付いています。
招待された人は、メールまたはリンクから開くSet up your account画面でユーザー名とパスワードを決めてアカウントを作成します。画面とパスワードの条件はスタートガイドのアカウント設定と同じです。
招待一覧にはEmail、Role、Status、Expires、Actionsの列があります。
Statusはpending(保留)、accepted(承諾)、revoked(取り消し)、expired(期限切れ)のいずれかです。pending状態の招待はRevokeで取り消せます。- まだ招待がない場合は
No invitations yet.が表示されます。
監査人はこのフォームではなく、同じページ下部のInvite auditorカードから招待します。監査人の招待とアクセス権の付与・延長・取り消しについては、監査人の招待ドキュメントを参照してください。
4. Account
自分のプロフィールとログイン情報を管理します。すべてのメンバーが自分のアカウントについて使用できます。
4.1. Profile
UsernameとEmailを変更してからSave changesをクリックします。変更した値がない場合、ボタンは無効になっています。
4.2. Password
Change passwordをクリックすると、2つのステップで進みます。
- Confirm your identity – Current passwordに現在のパスワードを入力し、Continueをクリックします。間違っている場合は
Current password is incorrect.が表示されます。 - Set a new password – New passwordとConfirm new passwordを入力し、Change passwordをクリックします。新しいパスワードを入力している間、以下の条件を満たしているかどうかが1つずつ表示されます。
- At least 8 characters (8文字以上)
- An uppercase letter (英大文字)
- A lowercase letter (英小文字)
- A number (数字)
- A symbol (記号)
- 現在のパスワードと異なる必要があります。
パスワードを変更すると、このデバイスを含むすべてのログインセッションが終了し、Password changed. Please sign in again.という通知とともにログイン画面に移動します。新しいパスワードで再度ログインしてください。
4.3. Security (ログイン中のデバイス)
現在ログインしているデバイスの一覧が、ブラウザ・OS(例: Chrome · macOS)と最終使用時刻(Last active)で表示されます。現在使用しているデバイスにはThis deviceが付きます。
- 他のデバイスの横にあるSign outをクリックすると、そのデバイスだけがログアウトされます。
- Sign out of all devicesをクリックし、確認ダイアログでSign out everywhereをクリックすると、このデバイスを含むすべてのセッションが終了し、ログイン画面に移動します。
5. Notifications
通知の受け取り方を設定します。上の2つのカードは自分だけに適用される設定で、下のNotification channelsは組織全体に適用される管理者向けの設定です。
5.1. Channels
通知の配信方法を丸ごとオン・オフします。
- Email – 自分のメールアドレスに通知を送ります。
- In-app – 製品の画面内に通知を表示します。
5.2. By category
通知の種類ごとに、メール・画面内通知を個別にオン・オフします。ここで設定した値は、上のChannelsのデフォルト値より優先されます。通知の種類にはCritical risk findings(深刻なリスク項目)、Scan completed(スキャン完了)、Daily digest summary(日次サマリー)などがあり、自分のアカウントに該当する項目がある場合にのみこのカードが表示されます。
ChannelsとBy categoryの変更内容は、Save settingsをクリックしないと保存されません。
5.3. Notification channels (管理者専用)
Slackチャネル、Webhook、日次メールダイジェストで通知を追加で送ります。上のSave settingsとは別に、チャネルごとにすぐ保存されます。
チャネルを追加するには、Kindを選んで項目を入力し、Add channelをクリックします。
| Kind | 入力項目 |
|---|---|
Slack | Slack incoming webhook URL、Minimum severity |
Webhook | Webhook URL、Minimum severity |
Daily email digest | Hour(00:00~23:00)、Time zone |
- Webhook URLは
https://で始まる必要があります。 - Minimum severity(
Info・Low・Medium・High・Critical)以上の通知だけがそのチャネルに送られます。 - Daily email digestは、決めた時刻に1日1回、即時送信されなかった通知を深刻度に関係なくまとめて要約して送ります。
追加したチャネルはKind、Target、Min severity、Enabled列の表で表示されます。
- Enabledスイッチで、チャネルを削除せずにオフ・オンします。
- Editで設定を変更します。保存されたWebhook URLはセキュリティのためホスト部分までに伏せて表示され、再び全体が表示されることはありません。URL入力欄を空欄のままにすると既存のURLが維持され、完全なURLを新たに入力すると置き換えられます。
- Deleteでチャネルを削除します。
- チャネルがない場合は
No notification channels yet.が表示されます。
管理者でない場合、このカードにはAsk an organization admin to set up notification channels.という案内だけが表示されます。
1つのプロジェクトから届く通知だけを一時的に止めたい場合は、このページではなく、コンソールのプロジェクト設定 > 全般タブにあるミュート設定を使用してください。